弊社が昨年に行ったリノベーション事例を紹介しながら書かせて頂きました。 今回はもう一度窓。

前々回は窓、前回は断熱について。弊社が昨年に行ったリノベーション事例を紹介しながら書かせて頂きました。
今回はもう一度窓。

既存の家を改修して間取りを変更する場合、窓位置が間取りの邪魔をする場合があります。
その際は窓サイズを変更したり、壁にしたり、と改修します。しかし、このような改修を行う場合は総じて外壁も併せて工事をすることとなります。和風住宅の場合は部分的に焼き板を張り替えたりできるケースがありますがサイディングの家はそうもいきません。
その場合、ＹＫＫで言う「マドリモ」を採用したりしますが、こちらも割と高価。
できることなら、既存の窓を活かしたいというのがコスト面を考えると本音です。

既存窓を活かす場合は内側にサッシを付けてあげたい。
いわゆる内窓です。
コストと性能の両面から考慮して最もバランスが取れていると思います。
写真の事例は内側にＬｏｗ－Ｅ複層ガラスの内窓を取り付けました。実は自邸でも内窓を採用しております。効果は抜群。冬場に内窓を開けると一気に冷気が流れ込み、効果を実感できます。
インテリア的にも、写真のホワイトのみでなく木目調の色も展開しているので割と良い感じだと考えます。
今は補助金もありますので、今年の夏に向けて、冬に向けて、内窓化することをオススメします。