リノベーション事例

リノベーションの計画の際、私がヒアリングで大切にしているのは現在の生活スタイルとリノベーション後のリノベーションの生活スタイルをどう融合させるか？です。
中古住宅を購入されてリノベする場合と違い、既存宅のリノベは前も後も「ここ」で生活するわけです。
リノベするからと言って住まい方を180°変えるわけではありません。現在の住まい方も尊重しながら、現在の不満をどう取り除くか？このあたりが大切になってくると考えます。

一つの事例を紹介します。

こちらではLDKを小さくし、機能的な室の面積を大きくとりました。
これまでは勝手口周辺に洗濯物を干していましたが、日中留守にすることもあるので室内干しのスペースを大きくとりました。
また、LDKとの繋がりを重視し廊下となるようなスペースを出来るだけ無くしました。
田舎の和風住宅の場合、面積が非常に大きく全てを断熱改修するにはコストも工期も要します。
広い家全てを使用しているケースは非常に少ないので、生活スペースをまとめることもポイントの一つです。