樹脂スペーサー
弊社ではYKK APの樹脂サッシ「APW330」を標準仕様としておりますが、10月より発売となりました樹脂スペーサー仕様のものが現場で取り付けられました。
写真のようにガラスを２枚重ねた際に設けた空気層のところにある黒いものが樹脂スペーサーです。
従来は上の写真のシルバー部分のようにアルミでした。（撮影したのが夜でしたので分かり辛いかも）
せっかくサッシがアルミから樹脂になったのに、何故かここだけアルミでした。
正にウィークポイントだったわけです。
現に上の資料によると、外気温0℃、室温20℃、相対湿度50％の場合の露点温度は9.3℃とあります。つまり9.3℃以下の部分は結露するということですが、グラフによると樹脂スペーサーが11.9℃、アルミスペーサーが8.9℃！
たかが樹脂のスペーサーと思いきや、これにより結露を防ぐことが出来ます。
弊社では、この事実を受け止め、APW330の樹脂スペーサーを標準仕様に定めました。コストも僅かなアップですみます。
もちろん高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430」や来年発売予定のLIXIL製「エルスター」など、もっと高性能な窓も取り扱えますがコストとのバランスも大事ですので。
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